300点満点のうち、どこで何点取れば合格なのか。 公式が明示している数字と、公表されていない数字を分けて整理します。
合格に必要な3つの条件と、そのうち1つでも欠けると不合格になる仕組み。そして、出題がどの時点の法令に基づくか。
行政書士試験の合格基準は、次の3つをすべて満たすことです。総得点が足りていても、科目ごとの基準に届かなければ不合格になります。いわゆる「足切り」がこれです。
| 区分 | 形式 | 問数 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 法令等 | 5肢択一 | 40問 | 160点 |
| 法令等 | 多肢選択 | 3問 | 24点(空欄1つ2点) |
| 法令等 | 記述 | 3問 | 60点(1問20点) |
| 基礎知識 | 5肢択一 | 14問 | 56点 |
| 合計 | — | 60問 | 300点 |
記述式の60点は、総得点300点の5分の1にあたります。ここを白紙で出すと、択一だけで180点を作らねばならず、合格の設計が一気に苦しくなります。
「行政法112点・民法76点」といった科目別の内訳は、公式には非公表です。よく見かける数字は各社の推計で、年度によって変動しうる目安として扱ってください。このサイトでも推計値は断定しません。
出題は「試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令」に基づきます。令和8年度(2026年度)なら2026年4月1日時点です。改正が予定されていても、その日に施行されていなければ出題範囲に入りません。逆に、直前に施行された改正は狙われます。
また令和6年度から、従来の「一般知識等」が「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」に変わり、行政書士法などの業務関連法令が出題範囲に加わりました(出題14問は変わりません)。
公式に案内されている確定情報です(確認日 2026年7月26日)。申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
試験日まで約3か月半。この期間で仕上げるなら、やることを絞るほうが確実です。総得点180点のうち記述式が60点を占めるので、択一だけで押し切る設計は苦しくなります。
合格の条件は法令等122点・基礎知識24点・総得点180点の3つすべて。科目別配点は非公表で、出題は4月1日時点の法令から。